「弥生」のオリックスによる買収とクラウド化
税理士法人TOTALの高橋寿克です。
消費税引き上げは延期されるようですね。ビックリしました。
「弥生」がオリックスに買収されました。
だいぶ前から、「弥生」の譲渡については噂されていたのですが、
海外のファンドでなくてオリックスで日本のためには良かったと思います。
最近は、会計ソフトのクラウド化の議論がさかんです。
マネーフォワード(MF 私も顧問になっています)、freee、crewといった新しい顔、
従来からの弥生会計、そして発展会計…。
仕事柄色々な方にお会いしますが、それぞれに頑張っておられます。
(以前は相手にされなかった改善提案がすぐになされるようになり、
数年前に私が言っても見向きもされなかったプラットフォーム化、ERP化を各社とも志向してきているのは隔世の感があります)
もちろん、箱売りのパッケージソフトも、専用ソフトもまだまだ頑張っています。クラウドに置き換わる部分が半分を超えることは当面はないでしょう
(通信回線のスピードの限界、課金システム、既存顧客の厚さに限界があります)
消費税上げが延期になると、体力がないところから一気に値下げ競争が起きるかもしれません。すでに価格競争も起きていて、仕入れ値が半値近くに下がったものもあります。
利用者としてはメーカーに、より良いサービスが安定してリーズナブルに供給されることを望みます。
テクノロジーの進化、時代の変化は恐ろしいスピードです。ついていく側も判断を誤らないようにしなくてはいけません。私たちTOTALも、お客様のために何が出来るか、日々成長していきたいと思います。
もしかしたら、私たち自身が新しい総合士業事務所として時代を切り開いていくのだという気概が必要なのかもしれません。