開成学園の教育・大運動会
税理士の高橋寿克です。
税理士法人という組織の経営者として、最近は教育について考えることが増えています。
私は、残念ながら 教育は苦手 です (ーー;)
教育と言えば我が家は、長女が中学生、長男が中学受験生です。
学校によって教育にも特徴があって考えさせられます。
「自由」と「規則」(ルール)という問題でも
(1)完全な自由放任で全くルールはない
(2)ルールを意識させない雰囲気のなかで自由の使い方を学ばせる
(3)自由にルールを作らせて、自治をさせる
(4)規則を標準的に与えて自由のバランスをとる
(5)規則をきびしくして、自由の範囲をかなり制限する
などなど
私の母校の開成中学は、(3)で、
学年旅行や文化祭等のイベントは、生徒たちが毎年見直す「ルール」に基づいて「自由」に運営されていました。
特に運動会は1年前から準備を始める一大イベントで「大運動会」と呼ばれています。
先生は、口出ししないで、遠目で見守られていました。
やるなら、世のため、人のため
嫌らしい言い方ですが
まわりの人、社会、日本 天下国家のために何が出来るか、
どう効率的に組織を運営するかを学ばせるためのエリート教育だったのでしょう。
先日、開成中学の柳沢幸雄校長(元東大・ハーバード教授)のお話を聞く機会がありました。
母校は、今も「質実剛健」な校風で、「自由と規律」を教えているようです。
一方で、時代に合わせて国際化や双方向化など、教育も進化していました。
教えていただいた何かを、TOTALの経営に生かしていかなくては…。
武藤敏郎 開成学園前理事長は、東京オリンピック事務総長として、準備を指揮しておられます。
世界の「大運動会」の成功を祈念いたします。
「今日は晴れてよかった」