ヘッドハンティングと顧客紹介ビジネス
税理士の高橋寿克です。
最近は、建設業を筆頭に、どこの業界も人不足が深刻です。
お客様からも、よく採用について相談をいただきます。
うちは、採用はかなり力を入れているので、
(年率30%成長するには採用が重要です)
実例を交えてご説明したりしています。
税理士業界も人手不足が深刻です。
最近、ある大手税理士法人Aから、大手税理士法人Bに、不満を持ったスタッフが継続的に何人も移籍していることを知りました。
Aの教育を受けていると、Bでは即戦力です。
A側ではこの事実を気づいていないようです。
(Aは不満を持つ人が多いらしく、公表数字と違って離職者が多いのか?)
税理士法人TOTALは、BIG4や最大手、大手・中堅の税理士法人からかなりまんべんなく来てくれていますが
もちろんこちらから採用しに行ったことはないし、基本的には1~2人ずつくらいしかいません。
のんびりしていた税理士業界も 「仁義なき戦い」 が始まるのか。
そんなことを考えていると、
朝、ある幹部より、ヘッドハンティング業者から電話があったとの報告
きちんと報告が上がるのはありがたいのですが
ついに来たか?!
高い費用を払ってまでうちの幹部を欲しがるとすると、大手のあそこか、それともあそこか…。
私は、自分から喧嘩をすることはしない平和主義者ですが、
売られた喧嘩は必ず買います。ビジネスですから逃げません。
文太さん、健さん、見ていてくださいね。
徹底して戦うし、訴訟も覚悟しなくちゃいけないかな。
(血の気が上がってくる)
一応、その業者の情報を調べてみると、
有名な
迷惑電話でした。
あー 疲れた。
(税理士は、登録先がはっきりわかるので、登録済みの幹部のヘッドハンティングを隠すのは難しいです。上記の税理士法人A、Bの例は無資格のスタッフの話です)
この対応で、営業のアポに5分遅刻してしまいました。
顧客紹介業者さんです。うちは、お客さまや金融機関からの紹介も多く、自前の営業力もあるし、業者さんは手数料が高いので使うことはあまりないのですが、とりあえずお話から…。
「若い、すてきなお嬢さんですよ」(女性陣の厳しいチェック)
さあ、応接室で1対1の商談だ。
私:「遅刻してごめんなさい。」
・・あれ? 名刺をくれない。怒っているのかな。確かに若いけど…。
私:「サービス内容を説明してもらえますか」
・・あれ? 説明が営業なのに上手じゃない。入社半年ってこんなものかな。
私:「貴社のサービスを提供しているサイト、これですか?」
彼女:「はい」
・・あれ? 6人税理士が載っているんだけど…
私:「知らない名前ですね。検索してみますね」
あれ? 税理士で検索結果が出てこない。
あれ? あれ? 念のためもう一人検索もやっぱりダメ。
私:「説明してくれる?」
彼女:「…」
私:「帰ってもらっていい?」
彼女:「…」
あーあ、時間がもったいない。年末から抜けない風邪が悪化しちゃうよ。
まったく。
税理士相手の営業会社ってひどいところが多いな。なめられているのかな。
そういえば私も過去、だいぶだまされたなぁ。
それにしても20代の若い女性にこんな仕事をさせるなんて。
どこまで彼女が理解してやっているのかわからないけど、詐欺の片棒担ぎかー
怒るより、あきれるより、なんか、かわいそうになっちゃうんんだよね。
やっぱり 僕は女性に甘い。
人不足は深刻だし、若者の採用・教育も経営者の仕事かも。
新卒を採用して若者の教育をやってみようかな。
でも、その前に風邪を治さなくちゃ。まずは横になって寝よう。
あー 疲れた。 変な一日だ。