恩師の死
税理士法人TOTALの高橋寿克です。
恩師の税理士 M先生の死を知りました。
私にとっては独立直前に勤務した2ヵ所目の会計事務所の所長です。
おだやかで非常に優しい方でした。
独立後、結婚式で仲人をしてもらいました。
(一生懸命だった姿が頭に浮かびます)
初節句にもお越しいただきました。
それなのに恩返しをすることができませんでした。
週末、ご自宅を訪問いたしました。
奥様と久しぶりにお会いしてお話をさせていただきました。
私の勤務時代からおられた、Yさんや、Kさんは今も事務所に在職しており、
(パンや弁当を買いだしにパシリをしていた頃が懐かしく思い出されます)
娘さんと共に頑張っておられるようです。
定着率の高い、お客様にもスタッフにも愛される良い事務所です。
先生は、がんと闘いながら、亡くなる直前まで仕事をなさっていたそうです。
理想の税理士像のひとつかもしれません。
いつか、ご挨拶をしたいなと思っていたのですが
それすらかなわなくなりました。
(勤務時代よりだいぶ太ったので、痩せたら行こうなどと言い訳をして後回しにしていました)
私の父と同学年、早過ぎる死です。
私の父も来年は役職定年、年齢を感じることも多くなりました。
妻の父はだいぶ前に亡くなっています。
孝行のしたい時分に親はなし
忙しさにかまけて、今年は初めて母の誕生日を忘れてしまいました。
母の好きな料理と、定番のボジョレー・ヌーボーを用意して、
週末、少し遅れて家族みんなで母の誕生日を祝いました。
当たり前の日常が続く、この瞬間こそが「幸せ」なのかもしれません。