困難な時代を乗り越えるには
東京都千代田区と千葉県船橋市の
税理士法人、司法書士・行政書士事務所TOTALの
高橋寿克です。
年末年始は、韓国に行ってきました。
氷点下のソウルは冷蔵庫の中よりも寒いです。
帰国後、空港は大雪で閉鎖されました。
おだやかな四季のある気候、緻密でていねいな技術、
温厚な人柄と安定した人間関係。
これらは日本が世界に誇れることだと思います。
外国に行くと日本の良い点と悪い・弱い点が非常によくわかります。
今年は、中国にも行く予定です。
アジアの中で日本が、そしてわれわれ中小企業がどうあるべきか
しっかりと肌で感じてきたいと思います。
極端なデフレが続いています。
企業経営にとっては成長を前提としにくく
つらい、困難な時代です。
中小企業とともにある税理士業界も影響は大きいですね。
幸い、税理士法人TOTALのお客様は
世の中の平均よりははるかに黒字の会社、元気な会社が多いのですが、
それでも、以前ほどは楽は出来ません。
困難な時代をきちんと勝てているのは
本物の良さがあり、たゆまぬ努力を続け、社会に認めてもらっている企業が多いですね。
ここ数年は、内部固めをして安定させることを優先しすぎたかもしれません。
50名近いスタッフをかかえる経営者として
どこかこれくらいで良いという油断もあったのでしょう。
時代にあったきめ細かな価格体系等、
時代に合わせることも必要です。
ただ、成長なくしては企業の発展はありえません。
私自身、11年目を迎えるにあたり、
今一度、初心にかえって、
最良のサービスを開発し、提供し、
そしてお客様の役に立つのだという、がむしゃらな思いを取り戻して
がんばってみたいと思います。
今年もよろしくお願いします。
=============
遅くなりましたが、平成22年度税制改正で
特定同族会社の役員報酬損金不算入が廃止になりました。
中小企業の社長を悪人扱いする非常に問題があった制度なので
とりあえず廃止されてホッとしています。
(財務省は来年以降の形を変えた復活を検討中ですが)