頭取と名経営者 リーダーの条件
税理士の高橋寿克です。
昨日、地方銀行の頭取 及び 経営企画担当常務とお話しする機会がありました。
税理士法人TOTALは、お客様の融資をお手伝いすることが多いので、金融機関の方とお仕事をする機会が多いです。
普段は、若い担当の方がついてくれる銀行が多く、開業当初は担当者と年齢が近かったので、気軽でした。いつの間にか年下の支店長が増え、支店長とお話しする機会も増えてきました。
たまに役員の方にお会いすることはありますが「頭取」には初めてお会いしました。気さくな方ですが、大きな組織を率いているので風格が漂っておられます。また常務のお話には、地域の商圏分析に基づく戦略の立て方等、地域でビジネスをしてお客様と向き合う私には参考になる点が多くありました。
そして本日は、80歳近い名経営者の方と初めてお会いし、その独創的なアイディア、30年以上先を予測する確かな眼、やさしくて速い気遣い、そして多様な経験に魅了されました。幸い、気に入っていただけたのか、お客様になっていただけるようです。
どちらもリーダー(リードする人)として、きちんと将来を見据えて行動を決めているのがよくわかりました。包容力と細かい気遣いも共通しています。
こういう楽しい会話ができることは、税理士冥利に尽きます。
我々税理士は、数少ない「経営者の相談相手」です。
一方で、お客様とのお話の中から学ばせていただくことも多いですね。
私もすばらしい先輩経営者の方々に少しでも近づけるようにしたいものです。