税理士 高橋寿克 税理士開業日記

新宿,千代田区,横浜,さいたま市,西東京市,東村山・所沢,船橋市,千葉市,柏市の税理士法人TOTAL(TOTAL Group)。 1500人近い起業家のお客様とお仕事をしています。
起業家支援、医療、資産税とTOTALで「日本一良い総合士業事務所」を目指しています。

税理士の経営コンサルティング

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税理士法人TOTALの高橋寿克です。

税理士業界の本を読んでいますが、25年以上前から、
「これからの税理士は『経営コンサルティング』で生きていくんだ!」
と書かれています。

 

税理士は、経営者の相談相手として社長さんから期待されます。
「税理士」と「経営コンサル」
難しい問題です。

 

そもそも税理士のうち半分以上は家族+パートさん程度しか従業員を雇っていません。
小さな会計事務所でしか働いたことがない、組織の経験がない方もおられます。

 

なんとなく紹介でお客様が増えた時代も長く続いていたので、
マーケティングはもとより、営業を意識してこなかった方がほとんどです。
がんばっていればお客様は食べられる程度には増えて何とかなってきたので良い商売だったのでしょう。

 

でも、それゆえに
税理士に経営相談するのは無理がある
と思う面もあります。

 

私も、開業当初はどうやってお客様を増やしていいか わかりませんでした。
若かったので?飛び込み営業したり、会合・パーティーに出たり、ホームページを作ったり、DMを出したり、セミナーを開いたり、
色々やって、たくさんの失敗をして自分なりのものを見つけてきました。

 

営業力が付いてくると今度は人が足りません。
採用で苦労し、良い人が来ない、立地も悪いし、知名度もない
人が取れても、すぐに辞める。一生懸命尽くしても、伝わらないし文句ばかり言われる。
給料を上げる工夫をしても、まだ足りない。大企業じゃないので限界があります。
どうやって評価するのが良いのか。

 

さらに大きくなると、一人では見切れないので仕組みを作らなきゃいけない。
ルールを作ると、面倒くさがる人が出てくる、反発される、辞められる。
それでも、経営理念やルールで、ベクトルや方法を合わせる。

 

もっと大きくなると、ライバルだってもっと強くなる。
自分の企業だけで勝ち抜いていくのは大変だ。戦うばかりが良いわけじゃない。
情報交換をして、仲良くなって、お互いに助け合ったり、一緒にやったり。
内政ばかりじゃなくて外交も必要になる。
業界のことを考えたり、日本について考えることも増えてくる。
いずれ、もっと広く、グローバルな展開もあるのかもしれない

(私には語学力はないので難しそうですが)。

 

経営って大変ですね

 

経営は答えが一つとは限りません。答えなんてないのかもしれません。

 

迷ったり、苦しくなると、夜、煮詰まってしまうことがあります。
不思議なもので、一晩寝ると、翌朝、起きた瞬間に答えが出ることも多いです。
人間の頭脳は夜も休まない 優秀なコンピューター なのかもしれません。

 

でも、迷って、迷って、迷って、
何日考えてもどうしても答えが出ないことがあります。
そんなときには、お客様に相談することがあります。

 

「今日は、仕事の話じゃないんだけど、相談のってくれる?」
顧問料をもらってお仕事をさせていただいているのに図々しい話ですね。

 

税理士という事業をゼロから始めてだいぶ年月が過ぎました。
同じ時期に始めたお客様の中には、私より、だいぶ頑張っているお客様もたくさんおられます。
今も地道に成長目指して頑張っておられるお客様も、そしてマイペースでのんびりやっておられる方ももちろんおられます。

 

冷静な第三者の目で見ていただけると、自分ではわからなかったことに気づかされます。

 

お客様には大変恵まれています。ありがたいことです。
この感謝の気持ちをきちんと仕事でお返ししたいものです。

 

私は、今でも300社くらいのお客様の決算打ち合わせをしています。
そしてそれ以上の数の決算をチェックしています。
おそらく日本で指折りの数ではないかと思います。

 

税理士も従業員が多くなってくると、「経営者」になって現場を離れ決算にも税務調査にも立ち会わない方が増えてきます。

 

うちも200人近いスタッフがいますので、「経営者」としては間違っているのかもしれないと思うこともありますが、
現場や技術をおろそかにしたら、専門家としても経営者として弱くなるとも考えられます。

 

だから、日々、決算の打ち合わせをお客様とさせていただいています。

 

お客様には、

 

何か役に立つ情報を持ってかえってもらいたい、
前向きに頑張ってもらいたい、
少しでも苦しみを減らしてあげることができたら。

 

そんなことを考えています。

 

経営者として自分を磨く努力を続けて、私の経験や知識をお客様のお役に立てたい。
それが私の考える経営コンサルティングです。

 

MAS業務を売りにしている税理士事務所は結構おられます。
経営理念のような精神的なもの
事業計画の数値管理、
そして具体的な項目管理・行動計画
MAP(「将軍の日」)、クレド、継続MAS…、ツールもたくさんあります。
もちろん、どれも大切だし、技術を身につけなくてはいけないのでしょう。

 

でも、いわゆるコンサルタントの多くが

(会計事務所系のコンサルタントに限らず)、
そもそも人を使ったり、経営をしたことがない人が多いため、
机上の空論であまり役に立たないという面もあるような気がします。
たたきかげた人に固有の迫力、詰め、説得力がないのです。

 

最近は、私自身は自社の経営で失敗も多く、大いに反省しなくてはいけません。
みんなの力を借りるため、私だけでなく、各本部の本部長である税理士にも、「本部の経営者」として頑張ってもらっています。
失敗したり成功したりする中で学んでいっています。
経験の蓄積はコンサルタントのパワーです。

 

私の経験を体系化するとともに、英知を結集して、より役に立つ経営コンサルティングが、より多くのお客様に提供できるようにしていけたら…。

 

できれば、生意気で不遜ですが、我々TOTALは

 

本物の、お客様に役に立つコンサルティングがしたい

 

 

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